2021/11/20
no title
ポルトガルのファンタスティック映画祭で「樹海村」が最優秀作品賞を受けたとやら。ここは素直におめでとうと言っておこう。しかし、正直な一言は、
「審査員出て来い??」
大分前から、ホラー、ファンタジーの分野では困った現象が起きていた。
「訳が分からなくてもいいや」
「ファンタジーなんだから、分からなくても当然」
という暗黙の了解である。
脚本家か監督が気取りだした結果だ。
「納得いかない部分は想像してくれよ。これは君の創造力への挑戦なんだぜ」
そして、映画の道理を片っ端から欠いた奇形映画が、ホラーだからいいんだ、ファンタジーだから許されるんだと量産され始めた。その代表が、「樹海村」と「犬鳴村」である。シナリオがいい加減で、それを監督が無批判にそのまま撮るから、まともな観客には訳のわからない場面が続出するようになった。いちいち検証すると頭の血管が切れそうになるから止めとくが、もう勘弁してくれ。清水監督、あれが最優秀作品賞を取って、納得しましたか?世界がわかってくれたと感激しましたか?バカな審査員がバカな結果を出して、あなたは多分、ますますおかしくなっていく。そして、日本のホラーは・・・ま、いいです。受賞おめでとうございます。
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